明けましておめでとうさんでございます。

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今年は大阪も寒いお正月でおましたなあ。
そやけど、大阪は正月から賑やかですねん。

大阪のお正月というたら住吉さん、天満の天神さんも賑やかやけど、わてら商人(あきんど)にとっては、なんというても「えべっさん」、戎さんですねん。

えべっさんのお祭は、「十日戎」言うて、毎年一月十日と、その前と後の三日間ですねん。

戎さんは、大阪と西宮とあって、西宮のえべっさんは、毎年十日早朝の「福男」の競走が有名やけど、大阪のえべっさんの名物は、九日の「宵えびす」の「宝恵籠(ほえかご)」行列ですねん。役者さんやら芸妓はんやら、華やかな籠を連ねて行列参りしはりますねん。

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今年は、わてが太鼓叩いてる中座くいだおれビルの前に停まって「大阪締め」してくれはる、いうことやさかい、わても早起きして張り切っておりましてん。Zazaからも若手の芸人さんが10人ばかり出てきてくれて、みなで待っておりましてん。

朝の十時すぎに、籠の行列が戎神社にお迎えに行って、そこからもう行列が始まっておりますねん。
十時すぎに、行列が戎さんを出発して、10分くらいで道頓堀までやってきますねん。
「ほえかご、ほえかご」いう掛け声も風情ですなあ。
今年は、NHKの連続ドラマ「てっぱん」の瀧本美織はんも乗ってはりましてん。可愛らしおましてん。

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ほんで、行列が、中座の前へ停まって、大阪締めですねん。
大阪締め、ご存知の方はまだ少のうおますかな。「打ちましょ」、いうたら、手拍子ちょん、ちょん、「も一つせぃ」でまたちょん、ちょん。最後に「祝うて三度」で、ちょ、ちょん、ちょん、と打ちますねん。

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わてとこは、また白鶴酒造さんに菰樽と、わての「純なお酒」を出していただいて、宝恵籠のあと、振舞い酒しましてん。

中座で振舞い酒いうたら、昔、まだ中座に大きな芝居があった頃を思い出しますなぁ。毎年、お正月の二日に、えらい役者さんたちが表へ出てきはって、菰かぶりの鏡開き、振舞い酒となって、そら賑やかでおました。 
これから、また、中座で振舞い酒続けてゆけたらよろしおますなあ。

さあ、いよいよ平成23年の子(ね)の年もはじまりますな。
暮れには、わてのおみやげの店と、わての人形焼きもできましてん。
この人形焼きは苦労しましてん。わての姿がわかるような形に作ってもらうのにえらい時間がかかりましてん。おかげでユカイなものができましてん。
形もユカイやけど、もっと自慢なのは味ですねん。いっぺん食べてもろたらわかりますねん。粉とミルクと玉子とハチミツで作っておりますねん。水は使うてないとこが、原価のかかってるとこですねん。
道頓堀へお越しになったら、ぜひ試食してほしおますねん

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今年も、どうぞよろしゅうおたのもうしますねん。わても、また一年、道頓堀で太鼓叩いてお待ちしておりますねん。