2010年8月アーカイブ

国本武春はんの浪曲ファンク、いよいよ本番をむかえましてん。
はじめに東京は下北沢でひと晩、ほんで大阪へ帰ってきて、道頓堀でふた 晩とやりましてん。
なんで下北沢やというたら、わてはこれでも契約アーチストですねん。わ てが契約しているUKプロジェクトが下北沢におますねん。
大阪公演は、もちろん、わてがいつも太鼓叩いてる道頓堀、中座くいだお れビルの地下一階のZaza でっせ。

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さて、舞台は国本はんのソロではじまりますねん。
普通の浪曲の先生は語るだけ、うなるだけで、うしろに三味線のお師匠さ んがついてはるものやけど、国本はんは弾き語りでやりはりますねん。
普通の浪曲師さんと違うて、三味線の表現も追求してはりますねんな。
そやさかい、わては最初にお題を出しましてん。
言い忘れてたけど、わてはこの舞台の司会進行役でもおますねん。

さて、わてのお題は「三味線のポテンシャルがみたい!」いうもんですね ん。
国本はんの三味線は変幻自在でおますねん。津軽三味線や沖縄の三線はも ちろん、ブルース、ロックンロール、ブルーグラス、フラメンコ、それに中国の音楽にもなりますねん。
そこからしばらくは独演会でおますねん。
浪曲のかけ声のかけ方やら、「忠臣蔵」のさわりのところの稽古したり、 おもしろおかしく前半が終了しましてん。

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後半は、いよいよ国本はんとエレキベースのデュオでおます。
大阪公演はNANIWAのベーシスト、清水興はん、東京公演は 清水はんに紹介していただいた山本よしたかはんですねん。
お客さん、年配の方も多かったのやけど、最初から手拍子が出て、みなさ ん楽しそうにしてくれはりましたなあ。
浪曲という演芸の枠ではのうて、すっかり音楽になっておりましてん。
目玉の、わてとこの先代の物語りは「ファンク くいだおれ」と題 して、先代が道頓堀に土地を手に入れてから、「大阪名物くいだおれ」を 開店して、ほんでわてが登場するまでのくだりですねん。
みなさん、手拍子やらかけ声やら、サビをいっしょに歌うてくれはった り、えらい騒ぎで楽しおましてん。
国本はんもええ調子で、打ち合せにないことも出てきたけど、ベースのお 師匠はん、ピッタリついていってはったのはさすがですなあ。
こんなん、流行ったらおもしろかろうなあと思っておりますねん。
くいだおれ物語も続編を作ってまいりますねん。ドンドンやってまいりま すねん。応援、よろしゅうおたのもうしますねん!
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