記事 柿木央久
記録 吉村司/行淳弥/小野晃蔵

太郎あいさつ

まいど、ごひいきいただいて、ほんまにおおきに、ありがとうさん でございます。 わて、くいだおれ太郎でおます。 大阪では、むかしから、眼鏡かけて人の良さそうなお人はかならず、「お前、くいだおれ人形に似とるなあ」などと言われるそうですなあ。わても、それだけ皆さんにかわいがっていただいてる、ということやと思て、感謝してますねん。 大阪ではすっかり当たり前みたいになってるわてやけど、よそのお方がたには、まだまだ、わてが何者ンか、ようご存知ない方々もよ うけおられると思います。 わても、これからもっともっと皆さんに可愛がっていただけるよう、いっしょけんめい、精進しまっせ。どうぞ、応援しておくんなはれ。

太郎のこれから

戦後まもない昭和24年、大阪・道頓堀に「大阪名物くいだおれ」が店を開けてから間もなく、わてはその看板人形として店頭で太鼓 を叩きはじめましたのや。 その「大阪名物くいだおれ」も、60年目の平成20年7月8日、長い歴史に幕を下ろしました。 おおかた60年。「くいだおれ」の店先で太鼓叩いている間に、わ てもいろんなところに登場させてもろたり、連れてってもろたりし たもんです。ほんまに、えろうかわいがってもろた、思てうれしう おますねん。 そやけど、わても人生の転機を迎えて思いますのんは、今までのわ ての芸に甘えとってはあかん。わても、ここでもういっぺん人生見 直して、太鼓の腕も、芸も磨き直さないかん。ということですねん。 そやからわて、しばらく旅に出さしてもらうことにしましてん。 どこへ、でっか? さあ、それはわての太鼓に聞いておくんなはれ。 また、旅の先々から、いやひょっとしたらふらりと大阪へ帰って来 て、みなさんにおたよりさしあげることもあるやろう、思うてますねん。 どうぞ、この、わてのつぶやきブログのページに、ときどき立ち 寄ってみておくんなはれ。今後とも、どうぞ、よろしゅう。